原液美容物語02|プラセンタ、肌に透明感。働きすぎ、真夏の扇風機

原液美容物語

ブーブーお母さんの奮闘記

ブーブーお母さんは、かつてとても元気で頼もしい存在でした。
豚由来のプラセンタとして、命を育てる力を一身に担い、多くの赤ちゃんや人々を支えてきたのです。

若い頃のお母さんは、まさに“イケイケ”。
栄養も豊富で、働きも安定し、どんな環境でもしっかり力を発揮できました。

「任せてちょうだい。私が守るから」

その言葉どおり、ブーブーお母さんのプラセンタは、アミノ酸やペプチド、成長を助ける因子を豊富に含み、細胞の修復や再生を支えていました。
肌や体に働きかけるその力は、命を育てる中心そのものだったのです。

しかし、時の流れは止まりません。

長く働き続ける中で、お母さんの体にも変化が現れはじめました。

「なんだか…前みたいにうまくいかないわね」

熱に弱くなり、大切な成分が壊れやすくなる。
品質を一定に保つことも、次第に難しくなっていきました。
当時はクーラーもなかったし、真夏には弱かったブーブーお母さん。

さらに、独特のにおいも出るようになり、扱いづらさも増していきます。

それでも、お母さんはあきらめませんでした。

「まだ大丈夫。もう少しだけ頑張れるわ」

温度を調整し、環境を整え、少しでも良い状態で届けようと努力を続けます。
命を育てる力を、絶やさないために。

けれど――

「ごめんね……思うように届けられないの」

その言葉は静かで、けれどとても重く響きました。

その様子を、少し離れたところで見つめていた三人の娘たちがいました。

アロエ、カッコン、クロレラ。
植物性プラセンタとしての可能性を秘めた三姉妹です。

アロエが、そっと口を開きます。

「お母さん…無理してる。
私たちに、何かできないかな…」

潤いを守り、細胞環境を整える力を持つアロエは、優しくも少し不安げでした。

クロレラは、ぐっと拳を握ります。

「やろうよ!私たちで!
栄養なら任せて、ちゃんと支えられる!」

豊富な栄養と抗酸化の力を持つクロレラは、まっすぐで元気な声を上げます。

そして、一番下のカッコンが静かに前に出ました。

「……まだ、完成してないよね」

その言葉に、二人ははっとします。

カッコンは、ゆっくりと続けました。

「でもね、流れを整えたり、細胞が動く力を助けたり…
私たちには、それぞれできることがあると思うの」

芯の強さと巡りを支える力を持つカッコンの言葉は、静かで、けれど確かな重みがありました。

「すぐには無理かもしれない。
でも――やってみたい」

アロエがうなずきます。

「うん…少しずつでもいいよね」

クロレラも笑いました。

「じゃあ決まり!三人でやろう!」

三姉妹は顔を見合わせ、小さく手を重ねます。

けれど、その手は少し震えていました。

「……私たちに、できるかしら」

不安は、確かにありました。

まだ、プラセンタは完成していない。
作り方も、正解もわからない。

それでも――

三人は、お母さんのもとへ歩いていきます。

「お母さん」

「私たち、やってみるね」

「ちゃんと、つないでみせるから」

ブーブーお母さんは、少し驚いたあと、やわらかく微笑みました。

「ありがとう……」

その一言に、すべてが込められていました。

こうして――

まだ形になっていない小さな決意は、
やがて大きな挑戦へと変わっていきます。

命を育てる力を、新しいかたちで生み出すための戦い。

三姉妹の研究と挑戦は、ここから始まるのです。

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